電力会社・プラン別 単価比較

主要10電力会社の従量電灯プランで、月間使用量に応じた電気代を比較します。

一般家庭の平均: 約300kWh/月

関西・中国・四国・沖縄は最低料金制(アンペア制なし)

月額電気代の比較(安い順)

順位電力会社プラン基本料金電力量料金合計(税込)
1関西電力従量電灯A5237,0657,588
2九州電力従量電灯B1,2656,5197,784
3中部電力従量電灯B1,2857,1658,449
4北陸電力従量電灯B9689,95510,923
5四国電力従量電灯A66710,39011,056
6東京電力従量電灯B1,18110,12811,309
7東北電力従量電灯B1,32010,12811,448
8中国電力従量電灯A76011,05111,811
9北海道電力従量電灯B1,49611,76413,260
10沖縄電力従量電灯68313,01613,700
ご注意
燃料費調整額・再エネ賦課金は含まれていません。実際の請求額とは異なります。 料金データ最終更新: 2026-04-02
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段階料金の仕組み

従量電灯プランの電力量料金は、使用量に応じて3段階に分かれています。 使用量が多いほど単価が高くなる仕組みです。

段階使用量単価の傾向
第1段階〜120kWh最も安い
第2段階121〜300kWh中間
第3段階301kWh〜最も高い

電気代は「基本料金」と「電力量料金」の2つで決まる

従量電灯プランの月額は、ざっくり言うと「固定でかかる基本料金」+「使った分だけかかる電力量料金」の合計です。上のランキングも、この2つを足した金額で安い順に並べています。 同じ使用量でも、基本料金が高めで単価が安い会社もあれば、その逆もあるため、 「単価だけ」「基本料金だけ」を見て決めると判断を誤ります。必ず合計額で比べてください。

とくに使用量が少ない家庭(一人暮らし・日中不在など)は 基本料金の比重が大きくなり、使用量が多い家庭(在宅・オール電化に近い使い方)は電力量単価の差が効いてきます。自分の月間使用量(検針票やアプリで確認できます)を 入力して、その水準での合計額を見るのが失敗しないコツです。

「アンペア制」と「最低料金制」の地域差

基本料金の決まり方は地域で2タイプに分かれます。東京・中部・東北・北海道・北陸・九州などは契約アンペア(30A・40A・50A・60A…)が大きいほど基本料金が高くなる「アンペア制」。 一方、関西・中国・四国・沖縄はアンペアの概念がない「最低料金制」で、 一定使用量までは定額、それを超えた分に単価がかかります。

アンペア制の地域では、ブレーカーが落ちない範囲でアンペアを下げると基本料金を節約できます。 ただし下げすぎると同時にたくさんの家電を使ったときにブレーカーが落ちるため、 エアコン+電子レンジ+ドライヤーなどを同時に使う家庭は余裕を持たせてください。

この比較に「含まれていない」費用に注意

実際の請求額には、上のランキングには入れていない次の2つが必ず上乗せされます。 どの会社を選んでもかかる費用なので、会社間の優劣には影響しにくいものの、 「計算結果より請求が高い」と感じる主な理由はこれです。

  • 燃料費調整額… 火力発電の燃料(原油・LNG・石炭)の輸入価格に応じて 毎月変動する調整額。電力会社・地域ごとに決まり、燃料価格が高い局面ではプラス、 安い局面ではマイナスになることもあります。単価(円/kWh)として使用量に掛かります。
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)… 再エネの買い取り原資として 全国一律でかかる単価。国(経済産業省)が決め、毎年5月に改定されます。 近年は概ね数円/kWhの水準で推移しています(正確な最新単価は経産省の告示・各社の料金ページでご確認ください)。

たとえば月300kWh使う家庭なら、これらの単価×300kWhがそのまま上乗せになります。 概算ではなく実額を知りたいときは、手元の検針票の「燃料費調整額」「再エネ賦課金」欄の単価を 使って計算してください。

新電力(自由料金)に切り替えるときのチェックポイント

2016年の電力小売全面自由化で、地域の大手電力以外(新電力)も選べるようになりました。 基本料金0円や、ガス・通信とのセット割を打ち出す会社もあり、使い方次第では安くなります。 ただし「安い」だけで飛びつかず、次の点を確認してから決めるのが安全です。

  • 解約金・契約期間の縛りの有無(短期で見直す予定なら特に重要)
  • 市場連動型かどうか。電力市場の価格に単価が連動するプランは、相場高騰時に請求が跳ねることがあります
  • セット割の条件(対象エリア・対象プラン・併用必須サービス)
  • 自分の使用量帯で本当に安いか。使用量が少ないと割引メリットが出にくい会社もあります

なお、どの会社に切り替えても送電網(電線・電柱)は同じ地域の送配電会社が管理するため、停電のしやすさや電気の品質は変わりません。切り替え工事も基本的に不要です。

よくある質問(FAQ)

ランキングの金額と実際の請求額が違うのはなぜ?
この比較には毎月変動する「燃料費調整額」と、毎年改定される「再エネ賦課金」を含めていないためです。これらはどの会社でも上乗せされる費用で、月間使用量×各単価が実額に加算されます。正確な金額は検針票の該当欄の単価で計算してください。
新電力は本当に大手電力より安いの?
使い方次第です。使用量が多い家庭やセット割の条件に合う家庭は安くなりやすい一方、使用量が少ないと基本料金や割引のメリットが出にくいことがあります。自分の月間使用量を入れて合計額で比較するのが確実です。
新電力に切り替えると停電しやすくなりませんか?
なりません。電気を届ける送電網は、契約先に関係なく地域の送配電会社が共通で管理しています。電気の品質・停電のしやすさは大手電力と同じで、切り替えに伴う工事も基本的に不要です。
契約アンペアを下げると電気代は安くなる?
アンペア制の地域(東京・中部・東北など)では、基本料金が契約アンペアに比例するため下げると節約になります。ただし下げすぎると複数の家電を同時に使ったときにブレーカーが落ちます。関西・中国・四国・沖縄は最低料金制でアンペアの概念がありません。
月間使用量(kWh)はどこで確認できますか?
毎月の検針票(電気ご使用量のお知らせ)や、各電力会社のWeb会員サービス・アプリで確認できます。直近数ヶ月の平均を入力すると、季節による変動をならした目安が出せます。
切り替えの手続きは面倒ですか?
多くの場合、切り替え先の申し込みフォームに現在の検針票の情報(お客様番号・供給地点特定番号など)を入力するだけで完了し、現在の会社への解約連絡は新会社が代行します。スマートメーターが未設置なら無料で交換されます。
データ出典・更新方針
本ページの料金比較は、各電力会社が公表する従量電灯(規制料金)の基本料金・段階別単価を もとに算出しています。燃料費調整額・再エネ賦課金は含みません。料金データ最終更新: 2026-04-02。 料金改定により実際の単価と差異が生じる場合があります。契約前には各社公式の最新料金をご確認ください。